花と緑の相談

(都市緑化ホール)
CONSULTATION

今月の園芸作業

今月の二十四節季

7日:(立冬・りっとう)

冬の気配が感じられるころ。時折訪れる暖かい日は小春日和と呼ばれます。

22日(小雪・しょうせつ) 

寒くなり、降る雨が雪になるころです。高い山には冠雪が見られるようになります。
庭木・花木

木々が紅葉し、葉を落とした樹木は休眠に入ります。落葉樹は植付け、植替えの適期になります。バラの大苗も植付け適期です。苗木の植え付け後は、霜柱と乾燥を防止するために株元へ厚めに腐葉土や堆肥を敷くマルチングがお勧めです。

草花

気温が下がり、多くの多年草は休眠に入ります。寒さに弱い植物は、適した置き場所に鉢を移動させて冬越しに備えます。生育中の植物はできるだけ日光浴をさせて、冬が来る前に株を充実させましょう。

花壇苗や球根の植付けは早めにすませ、厳寒期までにしっかり根を張らせておきます。

観葉植物

気温が下がると、室内で育てていても熱帯植物の生育は停滞します。基本的に肥料は施さず、水やりも土の乾燥具合を見ながら与えるようにします。室内で暖房器具を使用すると、空気が乾燥しがちなので、霧吹きなどで葉水を与えます。

多肉植物

仙台近郊では、ほとんどの種類を室内に取り込む必要があります。セダムやクラッスラのような、秋も生育する種類では、日当たりのよい室内で、昼間に時々換気し、風通しよく管理するとがっちりした株になります。

洋ラン

寒さに強い、デンドロビウムやシンビジウム、セロジネなども全て入室の時期です。室内ではレースのカーテン越しぐらいの明るさで、少しでも長く日光に当たる場所を探します。水は植え込み材の表面が乾いてから天気の良い日の午前中にたっぷり与えます。