5日:(立夏・りっか)
21日(小満・しょうまん)
花が終わった春咲きの花木は順次、花後剪定を行い、お礼肥を与えておきましょう。
寒さに弱い常緑樹はこの時期に植替え、植え付けができます。病気や害虫も目立ち始めるので注意が必要です。
これから開花する果樹は、人工授粉、摘果を行います。新梢の生育が旺盛になるので、生育に遅れないよう支柱や棚への誘引を行います。
梅雨前の乾燥した気候が続くので、鉢植えの果樹などは乾燥させないよう十分に水やりをしましょう。近年は、ブルーベリーの花を野鳥が食べてしまう例が増えているので注意が必要です。
茎が伸びて、混み合ってきた花壇や多年草の枝葉は整理し、日差しや風通しを確保します。チューリップなどの秋植え球根類は地上部が枯れたものから掘り上げて保存できます。
夏~秋に咲く草花の種まきが適期です。アサガオ、ジニア、サルビア、マリーゴールドなどはポリポットにタネをまき、春の花壇が咲き終わる頃に定植できます。
暖かくなり、高温を好む観葉植物も生育が始まります。徐々に外気と日光に慣らし、屋外の日陰などに出して育てましょう。葉が厚く、締まった株に育てる事が出来ます。
屋外では、土が乾いたらたっぷり与えるほか、週に1回程度、午前中に葉水を与えると新葉の展開がよくなります。
ほとんどの洋ランが戸外で管理できるようになります。種類によって好む日光の強さが異なります。手持ちの株を確認し、置き場所を作りましょう。
新芽が鉢からはみ出てしまいそうな株、ミズゴケが傷んだ株などは早目に植替えをしておきましょう。