11月に入ると、ぐっと気温が下がり、朝は一面の霜に驚くことも。高い山からは冠雪の便りが届きます。仙台の街がイルミネーションで輝く12月には、平野部でも雪がちらつく温度となります。
仙台近郊では、屋外で管理していたシャコバサボテンに、つぼみが着き、色づき始める頃に寒くなってきます。このとき、あわてて置き場所を移動したりすると、つぼみは落ちてしまいます。シャコバサボテンのつぼみは環境の変化に非常に弱いので、温度や日照が急に変わると落蕾の原因になります。できるだけ花芽の出る前に室内に取り込みましょう。また、つぼみが3センチくらいまで育つと落ちにくくなります。お店で鉢花を買い求める時も、つぼみの数より大きさを見て購入すると落花を減らせます。
カイガラムシの雌の成虫は移動できないため、ブラシ等でこすり落とすと死んでしまいますが、雄や幼虫は移動が可能なため、ブラシだけで退治することは難しいのです。冬に剪定を行い、枝が少なくなった時期に、マシン油乳剤など専用の薬剤と併用して根絶しましょう。
シクラメンの葉が全体的に黄色っぽくなる場合、置き場所の高温が原因でしょう。開花期のシクラメンは17℃前後が適温ですが、冬の室内で暖房が入ると、日の当たる窓際はかなり高温になる場合があります。温度が高いと、花も一気に咲いて終わってしまうので、なるべく涼しい置き場所を選びます。下のほうの葉だけが黄色くなってくる場合は、株全体に日光が当たっていないためです。定期的に鉢をまわし、葉組みをしてまんべんなく日光に当てましょう。
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