梅雨の間は、蒸し暑い日々が続きます。植物には過湿、日照不足による徒長などが起こりがちです。風通しよく、蒸れを防ぐ管理を心がけましょう。梅雨明けからは本格的な暑さ到来です。朝夕の水やりに追われる毎日ですが、植物の圧倒的な成長を楽しめる時期でもあります。
シンビジウムは、真夏の直射日光で葉やけをすることがあります。また、熱帯夜など夜温が高すぎると、生育が鈍るので、真夏は直射日光を避けた涼しい場所に置き、晴天の日は朝夕しっかり水やりをしてバルブを太らせます。特に夕方には株全体に水をかけて涼しくしてあげると効果的です。肥料は7月まででお休みしましょう。
エアプランツと呼ばれて販売されている植物の多くはティランジアの仲間です。原生地では樹木の幹や岩などに着生して生育し、葉などから水分や養分を吸収します。種類によって若干異なりますが、およそ2~3日に1回、霧吹きで株全体に水をかけてやりましょう。エアプランツの真ん中に水が溜まった状態は芯が腐る原因になりますので、よく水を切ります。冷房や暖房で部屋が乾燥している場合はエアプランツも乾燥しやすいので、様子を見て適宜水を与えることも大事です。
夏に涼しげなアジアンタムですが、乾燥に弱いので注意が必要です。室内の明るい所でエアコンや扇風機の風が当たらないようにし、水は表面が乾いたらたっぷり与えましょう。傷んだ葉は切り取り、特に夜間の湿度を保つと新しい葉が出やすくなります。
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